New Works

写真の役割、読み解き方を問う
トーマス・ルフの新作がベルリンに一堂に集結

AREA

ドイツ

press++51.14, 2017

press++51.14, 2017 © Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn Courtesy Sprüth Magers

現在、ロンドンとロサンゼルスにも拠点をもつギャラリー、スプルース・メイガースが所有するベルリンのスペースで、トーマス・ルフの個展「New Works」が開催されている。主にアメリカの新聞などの印刷メディアで保管されていた写真原稿の表面と裏面をスキャンしたものを組み合わせ、2メートルを超す巨大なイメージに引き延ばした新作を展示。裏面に印字された注釈、手書きのメモやスタンプにより、撮影後に付与されたイメージの「役割」、そしてたどった歴史がレイヤーとして元のイメージに覆いかぶさる。常に写真がもつ歴史・政治的な意味、社会的なコンテクストに関心を示してきたルフらしい作品で、私たちにどのように写真を「見て」いるのかを問いかけている。

Text: Sawako Fukai

タイトル

「New Works」

会期

2017年7月7日(金)~8月26日(土)

場所

SPRÜTH MAGERS BERLIN(ドイツ)

URL

http://www.spruethmagers.com/exhibitions/451

press++51.14, 2017 © Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn Courtesy Sprüth Magers

press++32.51, 2016, © Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn Courtesy Sprüth Magers