Unseen Amsterdam 2017

「BEYOND 2020」も盛り上がりを見せたUnseen Amsterdam現地レポート

AREA

オランダ

Unseen Amsterdam 2017

PREVIOUS PAGE 1 2 3

ちょっとおバカでエッチな「フォト・プレジャー・パレス」

Unseenが掲げる「若手作家サポート」の信念を具現化するカタチで、数々のアワードやファンドなどが一般公開の会期中に授与されたが、並行して、写真というメディアの新しい可能性を探る実験的なプロジェクトも、ひとえに“Unseenらしく”エッジが効いて、興味深い内容だった。「CO-OP」と名付けられた初開催の試みがその一例で、バングラデッシュ、フランス、ネパール、イタリア、ドイツなど世界各国から国籍も文化もバックグラウンドも異なる13のコレクティブが集まり、今回のUnseen出展のためだけに考案したインスタレーションを展示した。ライブオークションやラジオスタジオをセットアップしたパフォーマンスなどもあり、ほかの写真フェアとは趣向のまったく異なるキュレーションはUnseenならでは。

Unseen Amsterdam 2017

ほかにも、大人から子どもまで誰もが楽しめるスポットとして用意された「フォト・プレジャー・パレス」も変化球の参加型アトラクションとして人気を集めた。いうなれば、写真をテーマにした遊園地的スペースで、オランダを代表するアーティスト、エリック・ケッセルスとトーマス・メイランダーが、ちょっとおバカでちょっとエッチなゲームや展示を特別考案したコンテンツだ。巨大マットレスの上に貼り付けられた、同じく巨大なトランプ大統領の顔写真めがけて高台から飛び降りる「ジャンプ・トランプ」や、壁一面に並べられた額装写真に力一杯ボールを投げつけ、見事命中してフレームのガラスが割れたら、その写真(と割れたガラス)をフレームごと持ち帰ることができる「スマッシュ・ギャラリー」など、どれもがクスッと微笑んでしまう遊び心満載なゲームの連続で、来場者は年齢を問わず童心に戻って楽しんでいた。

Unseen Amsterdam
https://unseenamsterdam.com

PREVIOUS PAGE 1 2 3