ビジネスパーソンのための「企業とアートセミナー」第一弾
講師:学習院女子大学講師/元・資生堂企業文化部長 一橋忠氏

アマナ・アートフォトプロジェクトによる、ビジネスパーソンのための企業とアートセミナー第一弾として「企業の文化、文化の支援、そしてそれを継承する事」を開催いたします。

2017.1.13(Fri)

IMA CONCEPT STORE

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SAN HOYANO

© SAN HOYANO/SEBUN PHOTO / amanaimages

アマナ・アートフォトプロジェクトは2017年、ビジネスパーソンのための企業とアートセミナーを継続的に開催予定。今回はその第一弾として、学習院女子大学講師/元・資生堂企業文化部長の一橋忠氏を迎えて「企業の文化、文化の支援、そしてそれを継承する事」を開催いたします。

そして「文化」とその「継承」は、IMA galleryで開催中のプラチナプリント作品展「瞬間を、永遠に」のポリシーにつながるものと考え、第2部としてアマナサルト(プラチナプリント部門)・テクニカルディレクターの久保元幸から、プラチナプリントの魅力をお話しいたします。

■第1部「企業の文化、文化の支援、そしてそれを継承する事」(約90分)
講師:一橋忠(学習院女子大学講師 前・資生堂企業文化部長)

「企業と文化」の関係には、ふたつの側面があります。ひとつは、企業「内」の文化であり、これは企業が生まれれば必ず形成され始めるものです。もうひとつは、企業による「外部」の文化支援活動です。おそらく、このふたつは循環しており、外部の文化の刺激を受けて企業の行動も企業内の文化も変化し、企業のイメージとブランディングにつながっていく。そして継承されていく。日本企業における「企業文化」といえば「資生堂」を思い出し、「資生堂」といえば「文化」をイメージします。では、具体的に資生堂という企業はどのように文化を形成し、文化を支援してきたのか。

今回は長い間、資生堂の企業文化部長を務めた一橋忠氏にお話を伺います。なお、文化は継承も大事だと思います。資生堂は、2022年が150周年ですが「150周年プロジェクト」は、2011年に立ち上がっています。そして一橋氏は、2016年まで「150周年史編纂プロジェクト」の編集長でもありました。企業文化を継承する…これについてもお伺いできたらと思います。

■第2部「プラチナプリントの世界」(約30分)
講師:久保元幸(アマナサルト・テクニカルディレクター)

プラチナプリントは(1)500年劣化せず(2)どの技法よりも奥深い写真表現が可能で(3)デジタル技術によって貴重な古写真も美しく復活させ、残すことができます。それは「文化を残し継承する」発想につながります。今回は、作品の解説とプラチナプリントの素晴らしさを語ります。こちらもとても貴重な機会です。

日程

2017年1月13日(金)

会場

IMA CONCEPT STORE

時間

19:30~21:30

料金

無料

定員

30名

申込締切

2017年1月12日(木) 受付終了

  • 一橋忠

    一橋忠|Tadashi Ichihashi

    1975年、株式会社資生堂入社。マーケティング本部販売施策部長兼株式会社アクス社長を経て、広報部長、宣伝制作部長、企業文化部長を歴任。2011年、11年後の2022年の150周年を見据えた「150周年史編纂プロジェクト」の編集長に就任。2016年12月退社。この間、日本広告審査機構審査委員長、全日本CM協議会理事、企業メセナ協議会理事を務める。現在、学習院女子大学講師。

  • 久保元幸

    久保元幸|Motoyuki Kubo

    日本のプリントの世界では3本指に入る、職人。写真家・小林正昭に師事し、1986年に写真ラボ「ザ・プリンツ」設立。その後、千葉大学・客員教授を経て、2012年にアマナサルトのプリンティング・ディレクターに就任。世界のアーティストたちの信頼を得て、彼らの作品群をプリントしている。

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