西洋と東洋の眼差しを持つ写真家、石元泰博展

優れた造形感覚と透徹した美意識を持つ作品で知られる石元泰博の代表作「シカゴ」「東京」「桂」シリーズが、東京工芸大学・写大ギャラリーで展示。

14 June 2016

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会場内風景

会場内風景

石元泰博は1921年、アメリカ・サンフランシスコ生まれ。3歳から高校卒業までを両親の郷里である高知で過ごし、その後シカゴのインスティテュート・オブ・デザインで写真を学んだ。ドイツのバウハウスの流れを汲む教育理念に加え、アメリカ美術の伝統も受け継いだ写真教育を受けたことで、その後の石元作品の基盤となる確固たる造形感覚を養った。

シカゴや東京の街をとらえたスナップ作品や、日本の伝統建築をモダニズムの視点でとらえた「桂」などの作品は、石元の洗練された画面構成と人々への優しい視線で、1950年代以降の日本の写真界に大きな影響を与えた。

オリジナルプリント約40点で構成される本展では、西洋と東洋の眼差しを持つ石元の視線を通し、シカゴと東京の街と人々、そして桂離宮という伝統建築を見てみることで、写真から立ち現れる美の本質を感じられるだろう。

会期

2016年6月12日(日)~8月5日(金)

会場

写大ギャラリー

時間

10:00~20:00

観覧料

無料

URL

https://www.t-kougei.ac.jp/arts/shadai/2016/02.html

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