見えにくいものを見続ける意味を問う、
笹岡啓子個展「PARK CITY」

笹岡啓子個展「PARK CITY」が、6月24日(土)まで大阪・The Third Gallery Ayaで開催中。

13 June 2017

AREA

大阪府

Share

© Sasaoka Keiko

© Sasaoka Keiko

笹岡啓子は、2001年から2009年にかけて広島平和記念公園とその周辺を撮影し、写真集『PARK CITY』(インスクリプト、2009年)を出版。その後も各地での写真展開催や東日本大震災による被災地域の撮影(『Remembrance』)、また『photographers’ gallery press no.12』での広島取材などを通じ、継続して公園都市・広島へ関心を寄せてきた。深い陰影が画面の大半を占め、またそこに写る人々の顔が見えない平和記念公園=爆心地の写真は、見えにくいものを見続けることの意味を問いかけてくるかのようだ。

本展「PARK CITY」では、過去の代表作と近作によるプリント展示に加え、スライドプロジェクションにより10年を超えて継続する本シリーズを再編して発表。広島の被爆の記憶を現在時に表す試みは、安易な理解や共感に陥ることなく、忘却の淵にある固有の出来事とその複雑さをひとつひとつたぐり寄せ、現在の我々のあり方を再考するような作業といえる。

タイトル

PARK CITY

会期

2017年6月6日(火)~ 6月24日(土)

会場

The Third Gallery Aya(大阪府)

時間

12:00~19:00(土曜は17:00まで)

定休日

日・月曜

URL

http://www.thethirdgalleryaya.com/exhibitions/

Share