沖縄のバーで働く女性たちを赤裸々にとらえた
石川真生写真集『赤花 アカバナー、沖縄の女』

石川真生写真集『赤花 アカバナー、沖縄の女』が、ニューヨークの出版社・Session Pressより刊行。

20 February 2017

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赤花 アカバナー、沖縄の女

沖縄出身の写真家・石川真生の写真集『赤花 アカバナー、沖縄の女』は、沖縄県のコザ・金武で1975年から2年間にわたって撮影された処女作『熱き日々 in キャンプハンセン』の作品を中心に、未発表作品を含めたモノクロ写真80点が収録されている。

沖縄の基地がある街のバーで働く女性たちの姿を赤裸々に撮った本作は、いまよりも日本と沖縄、米国の政治的背景が複雑であった時代に、自分の心の赴くままに純粋に青春を謳歌し、自由を愛する女性へ石川が熱き想いを込めて制作。本作の編集は石川が書き下ろしたエッセイに合わせ、ボーイフレンドについて噂をしあう女たち、バーに働きに出る姿、家でボーイフレンドとくつろぐ様子、海岸での楽しい午後、そして未来の沖縄を支える子供たちのポートレイトの5つの章で構成されている。

石川の写真は、自身が心から興味を持ったことに対して実際に肌で感じたことのみを表現している。特に本作は、バーに集まるアメリカ兵の姿を撮影したいと望んだ石川が、次第にバーで働く女たちに興味をもち、ともに働き、また友人として親交を深めながら2年間の歳月をかけて撮影することで完成。論理的に物事を解釈し、また陳腐な感傷に陥ることなく、石川の冷静な視線を通して女たちの姿は美しく、力強く、生き生きと表現されている。

タイトル

『赤花 アカバナー、沖縄の女』

出版社

Session Press

価格

11,000円+tax

発行年

2017年3月

仕様

ソフトカバー/229mm×330mm/112ページ

URL

https://twelve-books.com/products/red-flower-the-women-of-okinawa-by-mao-ishikawa

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