制作5年、ニコラス・ミュエルナー待望の新刊
『IN MOST TIDES AN ISLAND』

写真的かつ文学的な伝統技法への挑戦。

07 November 2017

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IN MOST TIDES AN ISLAND

ニューヨークを拠点に写真と執筆活動を交えた作品を制作するカナダ人アーティスト、ニコラス・ミュエルナーによる作品集がSPBH EDITIONSから出版された。

制作に5年を要した本作は、「The Amnesia Pavilions」「The Photograph Commands Indifference」に続く待望の一作だ。過去の作品と同様に、本作もまた独自の「写真的文学」というハイブリッドな形式に言語とイメージを深く結びつけている。ドキュメンタリーとメタファーの本質、写真の感情に訴えかけてくる性質、言葉と画像の間にある常に生き生きとしつつも橋渡しが不可能である場所の存在について、本作は疑問を投げかけている。

デジタル時代における「亡命」と「孤独」に関する場面描写の移り変わりを通じて作られた、イメージと言語によって構成されている本書は、寓話的であり、孤独と欲望に対する考察でもあり、むごたらしさや憧れ、諦め、希望によって消費された世界における写真と詩の本質を探求した一冊である。

Paris Photo–Aperture Foundation PhotoBook Awards 2017、the PhotoBook of the Year Prizeカテゴリーノミネート作。

タイトル

『IN MOST TIDES AN ISLAND』

出版社

SPBH EDITIONS

発行年

2017年

仕様

ハードカバー/165mm×240mm/344ページ

URL

https://twelve-books.com/collections/all/products/in-most-tides-an-island-by-nicholas-muellner

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