いま目が離せない、気鋭の写真家たちの展覧会が都内各所で開催中。
IMA編集部がピックアップ&レポート!

この冬の写真展巡りでオススメしたいのが、気鋭の写真家たちのユニークな個展。3つの展示と新スペースの最新情報を、IMA編集部がピックアップ。これが写真?と不思議に思うものもあるかもしれないが、柔軟な思考で見ることで、写真の概念を拡張する新たな表現に出会えるはず。もし会場で作家に出会ったら、直接作家に疑問をぶつけてみるのもいい。制作の真髄に触れられるとともに、彼らの表現を一層深く理解することができる。

EXHIBITION

20 January 2017

Share

Generated X

Vol.3 新たな写真表現とは?小山泰介3年ぶりの国内個展

展覧会紹介のラストは、2014年に文化庁新進芸術家海外研修制度でイギリスに2年間滞在し、その後はアムステルダムにて活動を続ける小山泰介の個展「Generated X」。小山は日本を離れてからも、あいちトリエンナーレ2016やグループ展への参加など国内での作品発表も精力的に行ってきたが、個展は実に約3年ぶり。

今回のG/P Galleryでの展示では、偏光セロファンをスキャンし、入力デバイスの光源を被写体とした「Light Field」、名和晃平とダミアン・ジャレによるコンテンポラリーダンス作品「VASSEL」のダンサーを3Dスキャニングしたデータをもとに、身体の角度や太陽光の位置などを微調整した画面をキャプチャー、それをプリントし、さらにハンドスキャニングした「VESSEL-XYZXY」など、渡欧以降に制作された複数のシリーズをまとめて見ることができる。中でも、デジタル写真の最小単位であるピクセルをテーマとした作品「PICO」を、1×6メートルのロール紙にプリントし、まるで巨大な彫刻作品のように配置したインスタレーションも圧巻だ。

小山は、一貫して写真表現の拡張に試み続けてきた。さらなる進化を遂げた作品群は、視覚にも思考にも刺激を与えてくれる。

タイトル

小山泰介「Generated X」

会期

2017年1月6日(金)~2月26日(日)

会場

G/P Gallery(東京都)

時間

12:00~20:00(最終日は18:00まで)

休廊日

月曜

URL

http://gptokyo.jp/archives/3379

IMA Pick up & Report

  • Assembly

    Vol.1

    思考の痕跡をたどるインスタレーション

  • Formless

    Vol.2

    パリ同時多発テロ事件以降の世界を視覚化する

  • cart wheel galaxy

    Vol.4

    高崎から発信する新しい現代写真の波

Share

Recommend Posts