「幻の響写真館 井手傳次郎」展、響写真館創業者の写真美学に迫る

「幻の響写真館 井手傳次郎」展が、12月7日(水)より東京・神田のKanzan galleryで開催中。

EXHIBITION

13 December 2016

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幻の響写真館 井手傳次郎

© 井手傳次郎

昭和2年~18年まで、現在の長崎市片淵にあった伝説の「響写真館」。バラのアーチをくぐり、ツタが絡まるモダンな洋館で記念撮影をすることは、当時の女学生たちの憧れであった。

響写真館の創業者である井手傳次郎の写真美学に迫る本展「幻の響写真館 井手傳次郎」は、井手の孫である根本千絵のリサーチから発見されたガラス乾板からのプリントや、貴重な写真画集を通し、大正ロマンやピクトリアリズムに刺激を受けながら、さまざまな写真のあり方に挑戦した井手の創作の足跡を辿る。

「2010年、長崎で偶然手にした大学の卒業アルバムの写真と編集の素晴らしさに興奮し、思わず奥付を見ると『響写真館』とあった。現地の知人に聞いてみると、『当時の長崎で有名な写真館でとても人気があったが、短い期間しか営業していなかったようだ』という情報しか得ることができなかった。それからというもの『ひびき』という名と数枚の写真がふとした瞬間に頭をよぎる。もう一度あのアルバムを見に長崎に行きたいと機会を探ったが、叶わないまま時が過ぎていった。そして今年の夏、ある偶然から『長崎・幻の響写真館 井手傳次郎と八人兄弟物語』が刊行されることを知った。大正~昭和を生きた井手家の家族の物語の余韻に浸りながら、私の中に静かに湧き上がってきたのは、傳次郎氏の写真をもっと見たい、もっと知りたいという衝動だった。」―キュレーター・菊田樹子

なお、会期中12月24日(土)にはキュレーター・菊田によるギャラリートークが行われる。

タイトル

「幻の響写真館 井手傳次郎」

会期

2016年12月7日(水)~12月27日(火)

会場

Kanzan Gallery(東京都)

時間

11:00~20:00

休廊日

月曜

URL

http://s.imaonline.jp/2hht5Ho

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