スウェーデン出身の写真家ヨーガン・アクセルバルは、15年間のニューヨークでの活動の後、日本に拠点を移すため2011年に東京に移住。人口密度が極端に高い世界、かつ「ガイジン」であることに疲れ寂しさを覚えた彼は安らぎを求めて居場所を探し、そして彼にとって聖域のような静寂な場所を見つけた。
本作はモデルを使って撮影され、その姿から表現された身体美は紛れもなく作家自身の解放された心の叫びである。また詩人・高橋睦郎が本作に「なりに行く Go to become」と題した詩を詠み、写真と詩が織り成す一瞬のシークエンスが上質な装丁と印刷で編まれている。
なお、本書に収録されている作品の一部が2013年、Bottega VenetaとVOGUETが主催した「The New Exposure Photography Competition」のInternational部門を受賞した。
タイトル | 『Go to become』 |
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出版社 | roshinbooks |
価格 | 5,000円+tax |
発行年 | 2017年 |
仕様 | ハードカバー/229mm×274mm/88ページ |
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