エレナ・トゥタッチコワは1984年、ロシア生まれ、東京都在住。モスクワでクラシック音楽や日本の歴史を学んだ後、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻で学ぶ。自然と人間の関わりや文化的現象を通じて、人間の記憶がどのように形成されるかに関心を抱き、地域のリサーチを重ねることで土地や個人の物語を採集。写真、映像、音、テキストによるインスタレーションとして構成している。
トゥタチッコワの初写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』は、幼少期の記憶をテーマに、ロシアの自然に囲まれて暮らす兄妹たちのかけがえのない夏の日々を、美しい風景とともに2009年から継続的に撮りためてきた作品群。
また本書の刊行に併せ、恵比寿・POSTと渋谷・naniの二カ所でトゥタチッコワの個展が開催されるほか、POSTでは12月20日(火)に「記憶をめぐる詩の朗読&トークイベント」が行われる。
タイトル | 『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』 |
---|---|
出版社 | |
価格 | 2,500円+tax |
発行年 | 2016年 |
仕様 | 仮フランス装/A4判変型/72ページ |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。