旅と生活での心の動きに触れる、
写真家・相澤有紀とエディター・冨手公嘉による展示「VACANCE/VACANCY」

ベルリン在住のエディター、ライターの冨手公嘉と東京在住の写真家・相澤有紀による展示「VACANCE/VACANCY」が、札幌の多目的空間・ieで1月8日（土）から開催される。

2021年8月、相澤が冨手の暮らすベルリンへ訪れた際にお互いが撮影した写真と、異国での再会で生まれた感情の揺らぎを綴ったエッセイなどを収録したタブロイド紙『VACANCE/VACANCY #01 Berlin』を制作した二人。本展では、同紙に掲載された写真とエッセイ、未発表の写真やメモを含んだ作品などの展示でスタートする。会期中に冨手と相澤が札幌で滞在制作を行い、続編の内容がアップデートされていく予定だ。いずれも旅行者である札幌では、一時的な滞在者として街の景色を見ることでどのような気持ちが湧くのかを、写真と文に残すことで探求する。さらに、相澤の活動拠点である東京の2021年9月以降の写真も交えることで、「生活者」である相澤と「滞在者」である冨手の感覚や視点の違いを掘り下げる。

会場では『VACANCE/VACANCY #01 Berlin』を部数限定で販売し、会期中に制作される『VACANCE/VACANCY #02 Tokyo Sapporo』（仮題）を発売予定。また、本展のグッズとしてフーディ、スウェット、トートバッグが、受注限定で販売されるので要チェック！二人の移ろいゆくまなざしをリアルタイムで体感できる本展、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。