アート支援スペースMikkeオープン。中野信子、永山祐子ら審査のキュレーターコンペ開催

東京・四谷に次世代のキュレーター・アーティストに制作と発表の場を提供し育成支援を行うためのギャラリー「Mikke Gallery/Studio/Window」がオープンした。1日1万人以上が通る路面ウィンドウギャラリー、アーティストスタジオを包括した、床面積500m²を超えるアートスペースだ。

オープンに併せて、Mikkeキュレーターズ・コンペティションを開催。アート・アーティストの魅力を最大化する「キュレーション」という行為にスポットライトを当て、展示を企画するキュレーターを国内外から募集する。受賞者には専門家によるアドバイス、展覧会開催に伴う費用の支援金によるサポートを行うことで、新進気鋭のキュレーター育成、その先にアーティストが活躍できるフィールド全体の活性化を実現することを目指す。

一回目の開催となる本年は「キュレーションとは？」という問いを軸にし、「実験と拡張」というテーマで実施する。審査員を務めるのは、沓名美和（一般社団法人Open Art Lab代表、現代美術史家、キュレーター、ディレクター）、杉山央（新領域株式会社ART + TECH プロデューサー）、中野信子（脳科学者）、永山祐子（建築家）、福武英明（福武財団理事⻑）、山本浩貴（文化研究者）の6名。