東京・表参道のGallery5610で2月11日より名越啓介の写真展「DUNE」が開催される。
名越は2023年2月から約1か月にわたり、アルジェリアのオアシスであるジャネットをスタート地点としたサハラ砂漠にて作品を制作。トゥアレグ族と共に砂漠をさまよい生活をしながら撮影した、大判を中心とした写真群約20点と、研究機関と一緒に制作した温度で写真が浮かび上がる特別仕様の作品1点を展示する。
【ステイトメント】
砂の惑星
ゆっくりと歪みながら沈む太陽の
逆側に姿をみせる巨大な月。
紅く燃えるあの境界線の
向こう側にはもうあの場所はない。
いつか再会できる日を信じている。
口の無い旅人は心に話かけた。
ひとりの遊牧民が
砂の上にある記号を
描きながら話しだす。
目の前の砂漠は
間違いなく我々の土地だ。
この砂こそが故郷。
見上げると夜空と地面が
ひっくり返り、
衛星が逆流していくのが確認できた。
あの地平線にゆっくりと蠢く
漆黒のあの点。
一体何者だ……
タイトル | 名越啓介写真展「DUNE」 |
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場所 | Gallery5610(東京都港区南青山5-6-10 5610番館)
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会期 | 2月11日(火)~2月22日(土)
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時間 | 11:00〜18:00(最終日は16:00まで) |
休館日 | 無し |
料金 | 無料 |
URL |