文化庁が1967年度から実施している「新進芸術家海外研修制度(在研)」。美術分野では、そうした研修の成果発表の機会として1998年から「ドマーニ・明日展」を開始。今年度は「DOMANI・明日2020」展として、2020年1月11日(土)から22回目となる展覧会を六本木・国立新美術館で開催する。
本展は天井高に恵まれた空間での大規模なグループ展で、文化庁による新進作家育成プログラムで海外に送り出した人材を、日本のアートシーンにプレゼンする機会になることを目指してきた。今回は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック年の冒頭にあたるため、国が展開する「日本博2020」のプログラムに参画する特別版。「日本博」関連展に共通するテーマ「自然」を受け、「傷ついた風景の向こうに/ Landscapes in Our Age: Scarred and Reborn」をサブタイトルに、多世代から精選した11名の作家によるグループ展が開催される。
2010年前後に研修を終えた作家に加え、芸術選奨やメディア芸術祭など文化庁が関わる事業からも招き、いまの日本のアクチュアルな、かつ国際的にひらかれた自然観を浮かび上がらせます。「傷ついた風景」「風景に生きる小さきもの」「庭へ」「自然の摂理、時間の蓄積」などのテーマ設定で、展示が構成される。
タイトル | 「DOMANI・明日2020 日本博スペシャル展—文化庁新進芸術家海外研修制度の成果」 |
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会期 | 2020年1月11日(土)~2月16日(日) |
会場 | 国立新美術館 企画展示室2E(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(金土曜は20:00まで/入場は閉館の30分前まで。) |
休館日 | 火曜(2月11日は開館)、2月12日(水) |
料金 | 【一般】 1,000円【大学生】 500円 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。