黒瀧節也「ALTER EGO」展、音楽と写真を組み合わせたアートヴァイナルやNFT作品全75点

黒瀧節也「ALTER EGO」展が、6月4日（金）より神宮前・THE PLUGで開催される。

音楽家・選曲家・サウンドデザイナー・マルチアーティストとして東京・渋谷を拠点に活動している黒瀧。本展は、黒瀧の音楽と写真をさまざまな手法とコラボレーターとで組み合わせたコラボレーション展。

黒瀧にとって写真を撮る行為は、カヴァーアート収集の一環である。フィールドレコーディングした音を過度にプロセッシングし、60秒のアンビエントドローン化した音源とその際に撮った写真を組み合わせた、アートヴァイナル作品。枯れない花をテーマとし、プログラムによって花から抽出した色を混ぜ合わせたグラフィックと映像のNFT作品。長年親交のある、Nick Walker、Kosuke Kawamura、MACCIUが彼にレコードジャケットデザインを提供し、そのデザインを題材に音源を制作したアートヴァイナル作品。コロナ禍以降、街に路上に氾濫するマスクのゴミをストリートスナップし、コラージュしたポスター作品など、会場内は4セクションで構成され、作品は展示・販売される。また物販には、本展用に制作した画集とTシャツも販売。

一部の売り上げは、環境美化推進のため黒瀧の地元、渋谷区と日本赤十字社へ寄付され、環境はもちろんのこと、 近年の地球全体を巻き込むパンデミックなど、現在進行形で続く問題を定義するような作品もみられ、音楽とアートの可能性、そしてその尊さを感じさせる表現の場となる。