札幌と東京で過ごした記録を写真とエッセイで編む「VACANCE/VACANCY」展

ベルリン在住のエディター、ライターの冨手公嘉と東京在住の写真家・相澤有紀による展示「VACANCE/VACANCY」が、Great Booksにて2月10日（木）から開催中。

語源が同じである「VACANCE（休暇）」と「VACANCY（空っぽ/空虚）」という二つの言葉を並べたタイトルは、コロナパンデミック時代の表裏一体なムードに対する皮肉を前向きな言葉で解釈したものとなっている。本シリーズは、冨手と相澤による旅と生活の記録。2021年8月にベルリン滞在中に制作したものを第一段の成果物として、タブロイド紙『VACANCE/VACANCY #01 Berlin』を刊行し、今年1月には札幌の多⽬的空間「ie」にて展示した。その際に約1ヶ⽉間の札幌に滞在し、ふたりが束の間の旅行者として過ごすことで、どのような気持ちで街を見て、何を感じたのかを、写真と文で表したという。さらに相澤が拠点とする東京での生活を記録したものを加え、『VACANCE/VACANCY #02 Tokyo/Sapporo』を完成させた。

本展では、『VACANCE/VACANCY #02 Tokyo/Sapporo』の販売と同紙に掲載された作品の展⽰販売のほか、「VACANCE/VACANCY」オリジナルのグッズ（フーディ、スウェット、トートバッグ）の販売も予定。札幌での熱量を閉じ込めた1冊をぜひ会場でチェックしよう！