東京・銀座のキヤノンギャラリー銀座で、2026年8月18日より大野咲子の個展「Parallel Self-Portraits」が開催される。
本展は、キヤノンマーケティングジャパンが主催する第3回写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE(グラフゲート)」の優秀賞の副賞として実現した。8月22日には、テンプル大学アート学科上級准教授で写真家のシンヤBとのトークイベントも予定。10月6日から10月10日の期間は、キヤノンギャラリー大阪にも巡回する。
「前作の写真集『家族のあとさき』の後書きに『いろんな友達の存在のおかげで楽になりました。結婚したくない人、したいけどできない人、結婚して子どもがいる人、専業主婦、体に不調を抱える人、仕事中心の生活の人、趣味中心の人、シングルマザー。さまざまなカテゴリーの中に楽しそうな人とつまらなそうにしてる人、それぞれがいて、結果だけが人を幸せにも不幸にもするわけではないのだとじんわりと気づかせてくれました。』と書いています。
また、展示にお越しくださった方の『作品を観ていると自分の中で封印している諦めがあるんだと自覚させられます。』という言葉がずっと残っています。この2つから、今回の制作を始めました。自ら選択したこともあれば、そうなるとは思っていなかった結果もある。そんな同世代の女性たちに、これまでのことを聞いてみたいと思いました。
週末に夫婦の時間を過ごす人、子どもと2人で暮らしている人、結婚を選択していない人、仕事を辞めて育児に注力する人、不妊治療を経て子どもを授かった人、授からなかった人、病とともに過ごす人など、同世代の女性15名と、揺れる鏡の前で2人肩を並べて話をしました。その中には、いくつもの出来事が重なっていて、1つの言葉ではとても言い表せない人もいます。自分の人生を引き受けて、綺麗ごとにせずに真っ直ぐに語る姿を、心強く感じました。私は共感したり、気持ちが軽くなったり、数日モヤモヤしたりして、またいつものような自分に戻っていきました。
見る/見られる、撮る/撮られる、話す/聞く。それらの関係が一方的にならないように、一緒に写り、話をしました」(大野咲子)
| タイトル | Parallel Self-Portraits |
|---|---|
| 場所 | キヤノンギャラリー銀座(東京都中央区銀座3-9-7) |
| 会期 | 2026年8月18日(火)〜8月22日(土) |
| 時間 | 10:30〜18:30 |
| 休み | 日・月曜日、祝日 |
| 料金 | 無料 |
| URL | https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/ono-parallel |
