写真家ララ・フェルハイデンによる
「東京ヌードカレンダー2024」が発売

写真家、ララ・フェルハイデンによる「東京ヌードカレンダー2024」が2023年12月に発売する。

1990年生まれのフェルハイデンはオランダ、アムステルダムを拠点に活動している。ヌードカレンダープロジェクトは、ヌードカレンダーの新たな可能性を探る試みとして2018年に始まった。毎年さまざまな都市で撮影されており、2024年版は東京を舞台に撮影が行われた。このカレンダーに登場するのは、作家の家族や友人、Instagramを通してキャスティングされた人々など。彼らは様式化された日常生活のさまざまなシーンで、半裸または全裸で撮影される。

ポール・ヴァーホーヴェンの映画や、エド・ファン・デル・エルスケンの写真にみられるようなオランダの伝統にならい、フェルハイデンは独自のユーモアと絶妙なエロティシズムのセンスで、公共空間における官能性がもたらす緊張感を探求する。また、生活の中で身近に存在するカレンダーという媒体を用いることで、美術館やギャラリーの枠にとらわれることなく、より多くの人々がヌードの写真芸術を体験できる機会を生み出している。

本作の発売を記念して、新宿歌舞伎町のセレクトショップ、THE FOUR EYEDでは12月1日（金）〜12月8日（金）まで、これまでのアーカイブも含めた作品のポスターを展示する。初日となる12月1日（金）の19:00〜22:00にはオープニングレセプションも開催予定。