喜多村みか個展 「『TOPOS』+mika kitamura photo archive」が、7月18日(土)より岡山・PORT ART&DESIGN TSUYAMAにて開催される。本展に出品される「TOPOS」は2019年度のVOCA展への招待作品で、大原美術館賞(岡山県倉敷市)を受賞。また、これまでに発表されてきた中からセレクトされた作品を「+mika kitamura photo archive」と称し、合わせて展示する。
1982年生まれの喜多村は、主にスナップショットを使用して写真表現を行ってきた。「TOPOS」は、喜多村が中学時代を過ごした長崎と、それまで直接的には縁のなかった広島へ2014年頃から定期的に通い、撮影を続けている作品。ある年、喜多村は、長崎でも広島でもない場所で、平和記念式典のテレビ放送の様子を撮影。その写真を眺めていたときに感じた“遠くのどこか”を見つめる行為について思いを巡らせたことが、制作のきっかけとなったという。
会期中、8月2日(日)15:00から文化人類学者の松村圭一郎とファシリテーターに哲学家の森内勇貴を迎え、3者によるトークイベントが開催予定(予約不要)。
タイトル | 「『TOPOS』+mika kitamura photo archive」 |
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会期 | 2020年7月18日(土)~8月2日(日) |
会場 | |
時間 | 10:00〜18:00 |
休廊日 | 火曜日 |
URL |
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