「エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク」展が、10月11日(日)まで東京都写真美術館で開催中。
エキソニモは、千房けん輔と赤岩やえによるアートユニット。日本でインターネットが一般化され始めた1996年に活動を開始し、現在はニューヨークを拠点として活動している。インターネットそのものを素材として扱い、時代や技術の変遷とともに表現の媒体を変えながら、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断する方法で、実験的な作品やプロジェクトを制作してきた。本展は、収蔵作品を含むエキソニモの貴重な初期作から、初公開となる新作《UN-DEAD-LINK 2020》まで、近年の大型インスタレーションを中心に展示する。
また、今回は「インターネット会場」と「展示室(地下1階展示室と2階ロビー)」の2会場で構成され、インターネット会場では、作家自身が作成した年表を元に、作家による全作品解説や、作品の背景を理解するためのさまざまなキーワードが、オンライン上で鑑賞できる。
新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響から、これまで以上にインターネットを介したコミュニケーションが活発化し、90年代のムーヴメントのひとつであるインターネットアートの重要性が再浮上した。エキソニモの作品を通して、メディアの歴史や現在の表現のあり方や、人やモノとのつながり方の未来への新たな可能性を見出すきっかけとなることだろう。
タイトル | 「エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク インターネットアートへの再接続」 |
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会期 | 2020年8月18日(火)〜10月11日(日) |
会場 | |
時間 | 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで/木金曜の夜間開館は休止) |
休館日 | 月曜(9月21日、22日は開館)9月23日(水) |
料金 | 【一般】700円【大学・専門学校生】560円【中高生・65歳以上】350円 |
URL | |
備考 | 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。 |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。