カール・ラガーフェルドは1938年、ドイツ生まれのファッションデザイナー、写真家。1954年末、国際羊毛事務局(現ザ・ウールマーク・カンパニー)主催のアマチュアファッションコンクールでの優勝を機に、翌年よりピエール・バルマンのアシスタントとして働き始める。ファッションデザイナーとしての国際的なキャリアと並行して、1987年にプロの写真家として活動を開始。2000年には出版人ゲルハルト・シュタイデルとともに出版社・Edition 7Lを創立し、パリに書店・Librairie 7Lを開店。2010年、ドイツ文学とノンフィクション専門の出版社・L.S.D.(Lagerfeld, Steidl, Druckerei Verlag )を設立した。
2008年にヴェルサイユ宮殿で開催され好評を博した同展から作品を選りすぐり、日本で初披露する本展。17世紀後半、太陽王と謳われたルイ14世によって建造されたヴェルサイユ宮殿は、壮麗な宮殿や庭園を擁し、世界文化遺産に登録されている。この特別な地を、世界的ファッションデザイナーであり、写真家としても活躍するラガーフェルドが、光や影と戯れるようなユニークな視点でとらえた。
また展示されるプリントは羊皮紙を模した紙が使われ、スクリーンプリントによって制作されたもの。鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能できるよう、額装はせず作品を直接壁に取り付けるというシンプルな方法で展示される。
タイトル | 「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」 |
---|---|
会期 | 2017年1月18日(水)~2月26日(日) |
会場 | シャネル・ネクサス・ホール(東京都) |
時間 | 12:00~20:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。