森山大道「衝撃的、たわむれ」展が、3月22日(月)より東京工芸大学 写大ギャラリーにて開催中。
世界各地で展覧会が開催され、写真集も出版されるなど、国際的な評価が高まる森山。東京工芸大学写大ギャラリーには1960年代から1970年代に制作された森山の初期の代表的な作品や未発表のプリントを含む貴重なヴィンテージプリントが約900点所蔵されている。本展ではそれらの中から、同じネガからプリントされたもの、同じ被写体を撮影しながら別のカットからプリントされたものの二点に注目。森山にとって暗室は「具体的かつ衝撃的な、〈まだ見ぬ世界〉との感応」の場で、路上スナップとは別の未知なるものと遭遇する重要な空間であり、聖域といえる。かつて森山はそれらをどんな思考のもとにプリントしたのか。本展はその思索の軌跡を窺い知り、追体験することを目的とした実験的なものとなる。
なお、本展に合わせて『森山大道写真集成5 1960-1982 東京工芸大学写大ギャラリーアーカイヴ』(月曜社)が刊行。写大ギャラリーに収蔵されているすべての森山作品と詳細な作品リストが掲載される。
タイトル | 「衝撃的、たわむれ」 |
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会期 | 2021年3月22日(月)~5月31日(月) |
会場 | 東京工芸大学 写大ギャラリー(東京都) |
時間 | 10:00~18:00(土曜は17:00まで) |
休館日 | 日曜 |
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2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。