市ノ川倫子写真展「JARDIN」が、6月1日(火)から外苑前・Nine Galleryで開催される。
市ノ川は2013年より写真を始め、自然の要素、光・影・水・生命のエレメンツをカメラにある「多重露出」の機能を使って重ね合わせ新しいイメージを描きだす作品シリーズのほか、自身の心に浮かんだ風景を描くように写真を撮り続けている。
本展「JARDIN」では、いままで発表してきた多重露出の作品をベースに、写真にペインティングやコラージュを施し偶発性を掛け合わせて作ることで新しい価値を生み出すフォト・ブリコラージュ(*)の手法によって“内なる世界=自分の庭“を表現。手を動かして作業することによって生まれた作品をまた写真に複写して二次元に落とし込む行為によって何重にも積み重ねられたレイヤーは記憶の積層でもあり、また時間の積層でもある。現実をベースとした「写真」を使い、時間と手を掛けることにより深みを増して生み出されていく作品から、美しさとともに写真表現の新しい可能性を感じてほしい。
*ブリコラージュ…「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」の意
タイトル | 「JARDIN」 |
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会期 | 2021年6月1日(火)~6月6日(日) |
会場 | Nine Gallery(東京都) |
時間 | 10:00~19:00(最終日は17:00まで) |
休廊日 | 月曜 |
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