02 June 2021

写真は何を蘇らせてくれるのだろうか、
影山あやの「DEAR EMOTION」展

02 June 2021

AREA

東京都

Share

DEAR EMOTION

影山あやの「DEAR EMOTION」展が、ソニーイメージングギャラリー銀座で6月17日(木)まで開催中。

影山は1992年、栃木県生まれの写真家。

18歳の時に写真を始めた。それから2人の妹と生まれ育った場所を撮り続けている。写真は小さな出来事や当たり前の日常を記録することができる。写真の中で時間は止まっている。しかし、複数になることで妹の姿が少しずつ変化していることに気が付く。私はその全てを見続けたいと思っている。遠い未来に懐かしみのある写真を残していきたい。(中略)今ではどれだけ時間が経過しても、写真を見れば蘇えると思っていた記憶も、当時の感情のまま思い出すことは難しいと思う。しかし、鮮明にすべてを思い出せなくても、何かを思い出すきっかけを与えてくれる写真はとても魅力的だ。日々、様々な経験をする事で以前は何でもなかった1枚が、今ではとても大切に思えることも多い。鑑賞者の経験を通して、新しい物語になればと思っていたが、私にとっても新しい物語のように見えてくることがある。だからこそ、これからも目の前の光景を大切に残していきたい。いつかそれを見る時、写真は何を蘇らせてくれるのだろうか。-作家ステートメント

タイトル

「東京写真月間 2021『変わりゆく2020年代の写真』-若い世代が考える写真の表現-『DEAR EMOTION』」

会期

2021年6月1日(火)〜6月17日(木)

会場

ソニーイメージングギャラリー銀座(東京都)

時間

11:00~18:00

URL

https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/210601/

Share

Share

SNS