影山あやの「DEAR EMOTION」展が、ソニーイメージングギャラリー銀座で6月17日(木)まで開催中。
影山は1992年、栃木県生まれの写真家。
18歳の時に写真を始めた。それから2人の妹と生まれ育った場所を撮り続けている。写真は小さな出来事や当たり前の日常を記録することができる。写真の中で時間は止まっている。しかし、複数になることで妹の姿が少しずつ変化していることに気が付く。私はその全てを見続けたいと思っている。遠い未来に懐かしみのある写真を残していきたい。(中略)今ではどれだけ時間が経過しても、写真を見れば蘇えると思っていた記憶も、当時の感情のまま思い出すことは難しいと思う。しかし、鮮明にすべてを思い出せなくても、何かを思い出すきっかけを与えてくれる写真はとても魅力的だ。日々、様々な経験をする事で以前は何でもなかった1枚が、今ではとても大切に思えることも多い。鑑賞者の経験を通して、新しい物語になればと思っていたが、私にとっても新しい物語のように見えてくることがある。だからこそ、これからも目の前の光景を大切に残していきたい。いつかそれを見る時、写真は何を蘇らせてくれるのだろうか。-作家ステートメント
タイトル | 「東京写真月間 2021『変わりゆく2020年代の写真』-若い世代が考える写真の表現-『DEAR EMOTION』」 |
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会期 | 2021年6月1日(火)〜6月17日(木) |
会場 | ソニーイメージングギャラリー銀座(東京都) |
時間 | 11:00~18:00 |
URL | https://www.sony.co.jp/united/imaging/gallery/detail/210601/ |