少年期、文学好きで画家に憧れていた森山大道(1938-)にとって、パリは芸術への憧憬そのものだった。青年期、森山はウジェーヌ・アジェのパリの写真と出会い、その静謐な作品に秘められた「在るものを在らしめよ」という原質としての写真の凄さに衝撃を受ける。そして50歳を迎えた森山は、パリを拠点に2年余りを過ごし、ギャラリー開設の夢はやがてパリの街を巡り歩き撮影する方向へとシフトしていった。
本展「森山大道の愛したパリ」では、森山の意識の底に常に秘められたパリの写真から、80年代~90年代のプリント約120点を集め展示。なお、会期中4月9日(日)には、森山による記念講演会が行われる。
タイトル | 「森山大道の愛したパリ」 |
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会期 | 2017年2月23日(木)~5月15日(月) |
会場 | 島根県立美術館(島根県) |
時間 | 【10月~2月】10:00~18:30(入場は閉館の30分前まで)【3月~9月】10:00~日没後30分(入場は日没時刻まで) |
休館日 | 火曜(3月7日、5月2日は開館) |
観覧料 | 【一般】300(240)円【大学生】200 (160)円【小中高生】無料*( )内は20名以上の団体、またはA割引料金/身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方・その付添の方は無料 |
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