鋤田正義「SUKITA : Rare and Unseen」展が7月28日(水)より東京・目黒のBlitz Galleryにて開催される。
本年5月に83歳を迎えた鋤田は、フリーランスの写真家として活動を始めた1970年代初頭にニューヨークやロンドンへ撮影に出かけ、T・レックスのマーク・ボランやデヴィッド・ボウイを撮影。特にボウイとは深い信頼関係を築き、その後40年に渡って撮影を続け数々の作品を生み出した。音楽やポートレートだけでなく、ファッション、広告、映画など幅広い分野で撮影を行い、近年では特にヨーロッパを中心に美術館での個展を数多く開催。またドキュメンタリー映画「SUKITA」(2018年)も上映されるなど、精力的に活動を続けている。
ボウイなどの被写体や同世代の写真家たちが次々と鬼籍に入ったこともあり、自身の作品群の見直し作業を始めていた鋤田は、このたび世界同時発売されるそのキャリアを回顧する写真集『SUKITA : ETERNITY』(日本では玄光社より発売)に際し、膨大なアーカイブの本格的な調査を開始。ボウイやボラン、イギー・ポップ、YMOなどをとらえた20世紀後半の音楽界の貴重な瞬間をとらえた未発表作品が数多く発見された。本展はそのアーカイブの調査結果を紹介する第一弾の写真展として、発見されたヴィンテージプリントを中心に『SUKITA : ETERNITY』に収録された代表作品約22点が展示される予定。
タイトル | 「SUKITA : Rare and Unseen」 |
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会期 | 2021年7月28日(水)~10月11日(月) |
会場 | Blitz Gallery(東京都) |
時間 | 13:00~18:00 |
休廊日 | 月曜 |
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