ギイ・ブルダン「The Absurd and The Sublime」展が9月8日(水)より銀座・シャネル・ネクサス・ホールにて開催される。
滑稽と崇高(The Absurd and The Sublime)、その紙一重の合間をもてあそぶような意外性を内包し、緻密に構成された作品によってファッション写真を優れた芸術へと押し上げたギイ・ブルダン。パリに生まれ育ち、1940年代後半から写真を撮り始めたブルダンは、1951年マン・レイとの出会いにより、生涯を通してシュルレアリスムに大きな影響を受けることとなった。また同時に、アルフレッド・ヒッチコックの映画に魅せられ、謎めいた筋書きを想起させたり意識下の緊張を作り出すなど、細心の注意を払って場面を構築した作品で見る者の好奇心を引きつけている。
本展ではブルダンのアイコニックな作品に加え、貴重なアーカイブからこれまで展示されたことのないオリジナルプリントも展示。また、モノクロのヴィンテージ写真からは初期の実験と独特のスタイルの進化を見ることができる。ギイ・ブルダンの創造プロセスを例示し、不可解なイメージやシュルレアリスム映画に対する好奇心に光を当てる展示となる。
タイトル | 「The Absurd and The Sublime」 |
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会期 | 2021年9月8日(水)~10月24日(日) |
会場 | シャネル・ネクサス・ホール(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(最終入場は18:30) |
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