松本昇大「HARDWORK」展が、8月28日(土)より学芸大学・BOOK AND SONSで開催中。
長距離走者である大迫傑に魅せられ、長年にわたりその姿を撮り続けた本作「HARDWORK」。そこには競技を通じて我々が目にする心を揺さぶる瞬間ーその過程にある、粛々と鍛錬と節制を続ける膨大な時間の日々、そして自分自身とひたすらに向き合い、目標に向かって努力を積み重ねる姿勢そのものが写し出されている。
本展では、今年6月にアリゾナ州フラッグスタッフで撮影されたものを中心に、2016年から2021年のラストレース直前までに撮影された約25点のプリント作品とスライドショーが展示される。本人以外は完全に理解することができない世界だからこそ、想像することを大切にしてきた松本がとらえる“大迫傑”の姿を、ぜひ会場で観てみてほしい。
会場では大迫の著書『走って、悩んで、見つけたこと。』(文藝春秋)のほか、東京五輪に向けてケニアで自身を追い込む日々を日誌に綴った『決戦前のランニングノート』(文藝春秋)が販売される。
タイトル | 「HARDWORK」 |
---|---|
会期 | 2021年8月28日(土)~9月14日(火) |
会場 | BOOK AND SONS(東京都) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休館日 | 水曜 |
URL |