17 November 2021

アバロス村野敦子がコウノトリの巣を通して
“空”と向き合う「Empty Nests」展

17 November 2021

AREA

東京都

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©︎ Atsuko Murano Abalos

©︎ Atsuko Murano Abalos

現在、恵比寿・POSTではアバロス村野敦子による新刊『Empty Nests』のリリースを記念し、同名の展覧会を開催中。

本作のテーマは、赤子を運んで来るという伝承で有名なコウノトリの巣。子どもを授からなかった村野夫婦は、コウノトリに文句を言いに行くというユニークな旅のアイデアが浮かび、冬になる直前にフランスで最も多くのコウノトリが生息するアルザス地方を訪れた。しかしながら、時すでに渡り鳥であるコウノトリはアフリカ大陸へ向けて旅立ってしまっていた。代わりに町中の至る所で目にしたのは、子育てを終えた痕跡の残るコウノトリの巣。そこで村野は、その構造自体も「空(から)」であるカメラを使って、空っぽの巣をタイポロジー的に撮影。本展では、「空(から)」を「無」と同義ととらえず、新しい可能性を持つ余地と考え、その概念と向き合うことによって誕生した作品を発表している。

また、11月20日(土)13:00~15:00は、鳥の巣博士・鈴木まもるによる子どもを対象とした鳥の巣作りのワークショップ、11月21日(日)15:00~16:30にはキューレーターの四方幸子とのトークイベントも開催予定。

▼展覧会
タイトル

「Empty Nests」

会期

2021年11月11日(木)~2021年11月28日(日)

会場

POST(東京都)

時間

11:00~19:00

休館日

月曜

URL

http://post-books.info/news/2021/11/11/exhibition-empty-nests

▼写真集
タイトル

Empty Nests

出版社

リブロアルテ

価格

4,400円

仕様

ハードカバー/177mm×256mm/52ページ(袋綴)

URL

http://www.libroarte.jp/emptynests.html

©︎ Atsuko Murano Abalos

©︎ Atsuko Murano Abalos

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