山根晋が陶芸家・黒田泰蔵の作品を“遷した”
写真を展示、トークイベントも

山根晋による写真展「遷す、ENTO / MEIPIN」が2021年12月21日（火）〜12月26日（日）に九段下・GOTTA（東京都）にて開催される。

本展では、映像と写真を主たるメディアとして活動する山根晋が、黒田泰蔵作品集『A day in February with light -Kuroda Taizo』（森岡書店刊）のために撮影した、「円筒」と「梅瓶」の写真を展示。光のあたり方の違いによって生じる、両者の移ろいを写真にした。写真の彼方にきっと反映されただろう黒田の最晩年の境地とは。自身の作品を“写す”でも“映す”でもなく“遷す”と表現する山根。今回、遷された写真に加えて、映像、音を用いインスタレーションで会場を構成される。

会期中12月25日（土）にはトークイベントも開催。「今後の芸術、写真表現のあり方」をテーマに、山根晋、木本和久（株式会社タイゾウ代表）、森岡督行（森岡書店代表）、太田睦子（『IMA』エディトリアルディレクター）が登壇する。