24 February 2022

小松浩子の新たな挑戦「Channeled Drawing」展

24 February 2022

AREA

東京都

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Channeled Drawing

小松浩子「Channeled Drawing」展が、3月26日(土)までIG Photo Galleryにて開催中。

小松は写真、映像作品を使ったインスタレーションが国内外で高い評価を受けている作家。2018年に木村伊兵衛写真賞を受賞。その後も精力的な活動を続け、2021年から2022年にかけてだけでも、8mmカメラで撮影した無音の映像と写真作品とで構成した「SILENT SOUND」(MEM、恵比寿)、ニューヨークのアートスペースdieFirmaでの展示(「Sincerity Department Loyal Division」)とワークショップ、そして今年の1月からはマサチューセッツ州のデイヴィス美術館(ウェルズリー大学内)で個展「Creative Destruction」を開催。また、展覧会活動以外では、ハンドメイドによる少部数の写真集の制作や、Koji Nakamuraの「ghost」のミュージックビデオを監督するなど活動の領域を広げている。

小松が本ギャラリーで展示を行うのは2019年の「生体価格保証」に続く二度目。「生体価格保証」では銀塩写真プリントに埋めつくされた空間に映像がプロジェクションされるインスタレーションを行ったが、本作では、新たな形式で作品を展示する。キーワードは「殺人事件現場」「フロッタージュ」「フォトグラム」の3つ。広報用画像として用意したのは写真作品。星の瞬きにも鉱物の輝きとも取れる光と、深い闇とが見て取れる。それはあたかも空間的あるいは時間的に遠い場所から送られてきたメッセージを連想させる。またイメージには、ある連想が働く数字と西暦年、そして、手がかりとなる英文コメントが付されている。これらが何を意味するのかを考えるのも鑑賞者に与えられた楽しみである。目に見えるものを手がかりに想像を働かせることで、作品に込められた謎を解いてみてほしい。

タイトル

「Channeled Drawing」

会期

2022年2月8日(火)~3月26日(土)

会場

IG Photo Gallery(東京都)

時間

【2月26日まで】12:00~20:00【3月1日以降】12:00~19:00(最終日は18:00まで)

休廊日

日月曜・祝日

URL

https://www.igpg.jp/exhibition/komatsu22.html

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