ジェーン・エヴリン・アトウッド展「Soul」が3月30日(水)より銀座・シャネル・ネクサス・ホールにて開催される。
1947年ニューヨークに生まれ、ダイアン・アーバスの作品によって社会の周縁にいる人々のポートレイトとその作品が訴える力に感銘を受けたアトウッドは、1971年からパリを拠点に多くの作品を生み出してきた。苦難に向き合い、生き抜く人間の姿に魅せられ、また社会における排除・排他の概念に興味をもち、パリの路上に立つ娼婦や盲目の子ども、エイズ患者、女囚、地雷犠牲者たちを数ヶ月、ときには数年かけて情熱的に取材。1980年にはその功績が認められ、第1回ユージン・スミス賞を受賞している。その一方でアトウッドは、報道カメラマンとして阪神淡路大震災や2001年9月11日のアメリカ同時多発テロなどの取材も行っている。
日本で初めての個展となる本展では、先述の代表的なシリーズから厳選した作品や、報道カメラマンとしての仕事を紹介。被写体に対するアトウッドの飽くなき探究の軌跡が提示される。
タイトル | 「Soul」ジェーン エヴリン アトウッド展 |
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会期 | 2022年3月30日(水)~5月8日(日) |
会場 | シャネル・ネクサス・ホール(東京都) |
時間 | 11:00~19:00(最終入場は18:30) |
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