本イベント「撮ること、見ること、作ること。写真家ふたり、わたしの場合」は、梅佳代が全寮制の中高一貫男子校に通う10代の少年たちの日常を切り取った写真集『ナスカイ』の刊行記念トーク。タイトルの“ナスカイ”とは、那須高原海城中学校・高等学校の通称で、梅は2012年春より同校に通い、彼らの学校生活の様子を撮影。授業、体育祭、文化祭、寮の部屋、卒業式――「会うたびに印象が変わる」10代、移りゆく季節を駆ける少年たちの姿が収められた一冊となっている。
昨年末に故郷能登に暮らす一匹の犬の17年間を記録した写真集『白い犬』、そして今年3月に本書『ナスカイ』と、新作を続けて発表した梅は、2006年のデビュー作『うめめ』から10年、この二作の制作は写真家としてのいままでを振り返り、そしてこれからを見据えるよい機会になったと語っている。
本イベントでは、そんな梅が写真家の先輩として敬愛している川内倫子をゲストに迎え、互いの新作、そして創作論について語る。トーク終了後には、二人によるサイン会が行われるほか、イベント参加者には『ナスカイ』仕様のキャンパスノート(非売品)のプレゼントも。
タイトル | 『ナスカイ』(亜紀書房)刊行記念 梅佳代×川内倫子トークイベント「撮ること、見ること、作ること。写真家ふたり、わたしの場合」 |
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日程 | 2017年5月14日(日) |
会場 | 青山ブックセンター 本店(東京都) |
時間 | 16:00~17:30 |
料金 | 1,350円 |
定員 | 110名 |
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