末長真写真展「海賊を連れて」が、8月11日(金)から愛媛県・今治市河野美術館 第一・第二展示室で開催される。
末長が生まれ育った愛媛県今治市とその周辺の島々を撮影した本展示では、中世から戦国時代にかけて瀬戸内海の海上交易を守る上で重要な役割を果たしていた「村上海賊」に着目をし、作家自身のルーツでもある村上海賊が眺めていたであろう“原初の瀬戸内海”に限りなく近い風景を、写真家・末長真の作品郡を通じて楽しむことができる。
展示されている作品はすべて大型の手漉きの和紙に印刷しており、絵巻物を彷彿とさせるような和紙の質感と、眼前で島々を眺めているような壮大なスケール感を体感できる。また、展示会場では作家による手焼きのオリジナルプリントを自由に鑑賞できるスペースを設置。フィルムカメラで撮影された緻密な写真一枚一枚を間近で鑑賞できる貴重な機会となる。
タイトル | 「海賊を連れて」 |
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会期 | 2023年8月11日(金)~8月19日(金) |
会場 | 今治市河野美術館 第一・第二展示室(愛媛県) |
時間 | 9:00~17:00(最終日は15:00まで) |
休館日 | 8月14日(月) |
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