気鋭のアーティスト、ソー・ソウエンの個展「Your Body is the Shoreline」が、9月16日(土)から牛込神楽坂・√K Contemporaryで開催される。
本展では、近年ソー・ソウエンが展開するパフォーマンスを中心に、インスタレーションから絵画作品までを展示。「身体」と「わたし」をテーマとして新たな表現に挑み続けるソー・ソウエンの精神性溢れる世界を展開する。
オープニングとなる9月16日(土)には、2021年よりオランダ/日本にて遠隔プロジェクトを共同制作しているサラ・ミリオを招いたパフォーマンスが行われるほか、9月22日からは作家が生命の象徴である卵を挟み続けるパフォーマンス《Eggsercise》を連日15:00~19:00にかけて実施。生命の象徴としての「卵」を「身体」で落とさぬように支え続けるこのパフォーマンスは、「わたし」と世界や他者との境界線がどこにあるのか、そもそも身体性とは、生命とは何なのか、といった多くの問いに対する答えを探る過程を目するかのような感覚を覚える。また、地下フロアでは15台のモニターに映し出されるお臍と呼吸音で構成されるインスタレーション作品《Bellybutton and Breathing ― お臍と呼吸》を展示。映像モニターに映し出される15人のお臍と空間に響く呼吸音。コロナ禍において他人の呼吸音におののくという、いまだかつてない経験を経た私たちが、いまどのように呼吸をとらえるのか、ぜひ体験してみてほしい。
さらに、2Fの展示空間では身体性をテーマとした絵画作品を展示。両手を対称的に動かすことで身体が浮かび上がるような「Why do I have two hands, eyes, and nipples on my both sides?」や「身体の穴を穴だらけに描くシリーズより」など、ソー・ソウエンが一貫してテーマとしている「身体」というキーワードが浮かび上がる作品群となる。そのほか、自身の身体をトレースしてブリーチした「Bleaching」も展示予定。
パフォーマンス、インスタレーション、そして絵画まで、ソー・ソウエン作品が生み出す独特な緊張感と柔和さを、感性が研ぎ澄まされる静謐な空間で体感してほしい。
タイトル | 「Your Body is the Shoreline」 |
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会期 | 2023年9月16日(土)~10月14日(土) |
会場 | √K Contemporary(東京都) |
時間 | 【Parformance & Paintings(1~2F)】15:00~19:00 |
URL | https://root-k.jp/exhibitions/soh-souen-your-body-is-the-shoreline/ |