神宮前にある書店、ユトレヒトでは、10月29日(日)まで東京都写真美術館で開催中のホンマタカシ個展「即興」の関連企画として、ホンマとミヤギフトシによる「Before 9pm」展を開催している。
「即興」展において中心的な存在となる「THE NARCISSISTIC CITY」は、部屋をピンホールカメラに仕立て、カメラオブスキュラの手法を用いて外の風景を撮影した作品群。その作品を手がかりに、ミヤギが手製のピンホールカメラを作り、断片的な対話を交わしつつホンマのポートレイトを撮影した。また、被写体の住む部屋で全ての照明を消し長時間露光で記録する、というミヤギによる写真シリーズ「感光」の最新作を、ホンマを被写体として同じ夜に撮影。ふたつの作品の撮影に用意された時間は、午後8時から9時までの1時間だったという。そんなタイムリミットのもとで生み出された、長い露光時間を要するふたつの写真作品やホンマとミヤギそれぞれのテキストを展示するほか、ホンマの最新刊となる『TOKYO OLYMPIA』など関連書籍も販売している。
タイトル | ホンマタカシ、ミヤギフトシ 「Before 9pm」 |
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会期 | 2023年10月11日(水)〜10月29日(日) |
会場 | UTRECHT(東京都) |
時間 | 12:00~19:00 |
休館日 | 月曜 |
URL | https://utrecht.jp/blogs/news/takashihomma-futoshimiyagi-before-9pm |