FRAGILE BOOKSより刊行される濱田祐史『light there』発売記念展が、BOOK AND SONSにて12月5日(火)まで開催中。
写真とは何かを問い続けてきた濱田。濱田の新境地は、フィルムを使わず「そこにある光」を採集すること。はじまりはコロナ禍の2020年。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下、外出自粛の夏の終わりに行った紫外光にだけ反応するアルミニウムの板(PS版)をフィルム代わりにつかう前代未聞の実験から、本作「light there」が生まれた。
「Portable Museum(持ち運べる美術館)」として企図された本書には、20枚の写真プレートとともに未使用の「アルミの感光板」が一枚入っており、露光後にそれを送ると濱田が現像して返してくれる、という試み付き。
本展では本書の元になったオリジナル作品数十点を1Fと2Fのスペースを使い展示される。身近な見えない光に触れるプロジェクトをぜひ会場で楽しんでみては。
なお、『light there』の刊行を記念し、濱田のライトゼア・ワークショップが12月3日、9日、10日、17日の4日間にわたり開催される。詳細・申込方法はこちらをチェック。
▼展覧会 | |
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タイトル | 「light there」 |
会期 | 2023年11月18日(土)~12月5日(火) |
会場 | BOOK AND SONS(東京) |
時間 | 12:00〜19:00 |
休館日 | 水曜 |
URL |
▼書籍 | |
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タイトル | 『light there』 |
制作年 | 2023年12月1日(金) |
出版社 | FRAGILE BOOKS |
仕様 | 限定200部(ナンバー・サイン付) |
価格 | 24,000円 |
URL | https://www.fragile-books.com/blogs/read/preorder-light-there-yuji-hamada |