16 May 2024

建築家・妹島和世をホストにロレックスが開催した一日限りのアートイベントとは?

16 May 2024

AREA

東京

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© Masashi Nagao

ロレックスは、新たに誕生したフラッグシップブティック「LEXIA GINZA」のオープンを記念して、4月19日に1日限定のアートイベント「PERPETUAL MOMENT - 自然の中の時間」を東京都庭園美術館で開催した。

イベントのホストはロレックスの様々な活動においても深い関わりがある東京都庭園美術館館長であり建築家の妹島和世。

当日は西洋庭園にて妹島和世監修によるパビリオン、名和晃平、目/me、小牟田悠介による過去・現在・未来をテーマとしたアートインスタレーション。そして原摩利彦によるサウンド・インスタレーションや建築家のEnric Mirallese and Benedetta Tagliabueの家具展示が行われた。

日々の喧騒を忘れるような、ゆったりとした自然の中の時間を東京都庭園美術館 西洋庭園を舞台に繰り広げられたスペシャルなアートイベントとなった。

Pavilion/妹島和世監修 直径3.6m、高さ3m の円形のテントをつなげることで小さくなったり、大きくなったり 花びらが色々に広がるように場所が出来上がる。西洋庭園のみどりの中で時間を過ごす人々が自然に集まれる場所。© Masashi Nagao

Peacock and Ether/名和晃平 テーマは「過去」。孔雀をモチーフとした彫刻作品。孔雀は古くから生命や精神の不滅を象徴し、朝香宮様もお庭で飼われていたという。ここから、止まり木の代わりに、水やエネルギーの循環をテーマとする《Ether》を組み合わせた。© Masashi Nagao

ELEMENTAL DETECTION/目[mé] テーマは「現在」。我々は「景色」に近づくことはできない。山の景色は近づいていくと、森になり、林になり、一本の木になり、最後に触れるのは一枚の葉っぱとなる。庭園美術館の「景色」を「景色」のままに一歩足を踏み入れようとする。© Masashi Nagao

Warp_Folded Garden/小牟田悠介 テーマは「未来」。西洋庭園の外周を抽出し見えるようにした。庭の空間と作品を想像で行き来してみる。トレースした長さの紙を折り込み、1 秒1 秒刻む時間、数センチ数メートルの空間を知覚し想像力によって「ワープ」する。ワープによって私たちからより遠くのもの・ことを主体的に引き寄せる「未来」についての作品。© Masashi Nagao

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