この世は、自分と他人からなりたっている – 他人の目にはありありと見えることが、自分には見えない。
自分とは 「思い知る」 ことがない存在である。
今回、日常的な風景の中で、誰しも思い当たるであろう人間の風情を 「あなたに似た人」 と呼んでみた。
誰に似ていようと大きなお世話だと思うが、指さされて「あなたに似た……」 などと言われると一瞬困惑しつつ、自分とどこがどう似ているのか、見た目はどうなのか気になってくる。
人の表面というのは、身振り、表情、そこに流れたであろう時間などを指している。
これはある意味で「見立て」でもある。
「見立て」とは「仮に見なして判断すること」。
つまり実在しないものをある様に思い描くことである – 私たちは他人を通じて、自分自身になる。
タイトル | 「ボケフォトファングループ写真展2024」 |
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会期 | 2024年12月4日(水)~12月21日(土)
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時間 | 15:00~21:00(最終日は18:00まで)
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場所 | KKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)(東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル405) |
休館日 | 日・月・火曜日 |
料金 | 無料 |
URL | http://kkag.jp/ |