10 November 2024

作家と一緒にパリ散歩?オノデラユキが2年ぶりの日本個展開催中

10 November 2024

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東京

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《ハトは原寸大の地図を見て飛ぶのか》2024、ゼラチンシルバープリントにアクリル絵具、730×790 mm

東京・江戸川橋のギャラリー WAITINGROOMでパリを拠点に活動する作家・オノデラユキの個展『Parcours – 空気郵便と伝書鳩の間』が開催中。
 
オノデラは、1992年に第1回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞・空を背景に古着を写す「古着のポートレート」等で注目を浴び、現在ではパリのポンピドゥ・センターを始め世界中の名だたる美術館に作品がコレクションされている。本展で展示されるのは、ギャラリーWAITINGROOMが郵便局跡地であることに着想を得て制作した新作群。「通信」「情報伝達」をテーマに、オノデラの居住地であるパリと東京のギャラリーを繋ぎ、別の空間や過去と現在という別の時間軸が、通信システムを起点に重なり合うような手法で制作された。
 
2mを超える縦長の大型プリントから、切手が貼られ消印も刻印されたハガキサイズの小さなプリントまで、多岐にわたる郵便をテーマにした作品40点が、1本の赤い線で繋がれて展示される。パリの街を実際に歩きながら撮影した作品を、まるで一緒に歩いているように感じながら鑑賞することができる体験型の展示となっている。
タイトル

オノデラユキ個展「Parcours – 空気郵便と伝書鳩の間」

会期
2024年11月2日(土)~12月8日(日)
時間
12:00~19:00(日曜のみ17:00 CLOSE)
場所

WAITINGROOM(東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

 

休館日

月・火・祝日

料金

無料

©︎Yuki Onodera, courtesy of the artist and WAITINGROOM

©︎Yuki Onodera, courtesy of the artist and WAITINGROOM

オノデラユキのエスキースより

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