2025年春にリニューアルオープンした品川の喜多能楽堂にて、杉本博司の原作をもとにした杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』が8月15日に上演される。
今回上演されるのは、東京裁判のA級戦犯で巣鴨拘置所に監修中であった板垣征四郎(陸軍大将)が刑死直前にしたためた漢詩を元に杉本が書き上げた修羅能作品。本作品は「新潮」(2013 年 1 月号)で発表されて以降、能公演の準備として開始した<巣鴨塚プロジェクト>の一環として『巣鴨塚(修羅能)』のテキスト朗読や、朗読能『春の便り~能「巣鴨塚」より~』などの公演を行ってきた。そして今回プロジェクトの集大成、敗戦80年にあたる2025年の8月15日に本格的な能形式に整え上演する。
チケットは喜多能楽堂チケット予約サイトにて購入可能。
タイトル | 敗戦八十周年記念公演 杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』 |
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場所 | 十四世喜多六平太記念能楽堂(喜多能楽堂)(東京都品川区上大崎4丁目6−9) |
日時 | 2025年8月15日(金)18:00開演 |
チケット | 2025年5月3日(土)10:00発売 |
料金 | S席 10,000円、A席 8,000円、B席 7,000円、C席(2階)5,000円 |
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