東京・恵比寿のMEMにて5月17日より普後均の写真展「On the Ground」が開催される。
未発表のシリーズ「On the Ground」を発表。このシリーズは「蝉を拾う」「時に触れる」「天地を見る」の3つのグループで構成される。2004年近所の運動場で拾った蝉を撮影したことを機に撮影をスタートし、撮影行為と思考を往復する運動が重なる中で、しだいに幹が太くなり枝を伸ばし葉が繁るようにしてできた作品群という。
蝉の亡骸を撮影した後、すりつぶして粉にし、小瓶に入れた状態で再び撮影し、3枚一組とし「蝉を拾う」と名付けた。元々その蝉がいた運動場は、整備や地質調査などで人の手が介入することで様子が日々変わっていった。そんな一期一会の変化していく世界を写真におさめ、「時に触れる」「天地を見る」と名付けた。この3つが合わさり、命の循環や時の流れを思考する。
タイトル | 普後均 展|On the Ground |
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場所 | MEM(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F) |
会期 | 5月17日(土)~6月1日(日) |
時間 | 13:00〜19:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日休廊) |
料金 | 無料 |
URL |