07 August 2026

”写真の町”東川町国際写真フェス開催!東川賞は伊奈英次、林典子ら5人

07 August 2026

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伊奈英次の作品《ZONE》

伊奈英次の作品

林典子の作品

マルティナ・ホーグランド・イヴァノヴの作品

中西敏貴の作品

田川基成の作品

第42回 写真の町東川賞授賞式の様子

北海道・東川町にて第42回東川町国際写真フェスティバルが2026年8月31日まで開催中だ。8月1日にはメインイベントとなる写真の町東川賞の授賞式が行われ、合わせて受賞者作品展も東川町文化ギャラリーでスタートした。受賞者は以下の5人。国内作家賞に伊奈英次、新人作家賞に林典子、特別作家賞に中西敏貴、飛彈野数右衛門賞に田川基成、海外作家賞にマルティナ・ホーグランド・イヴァノヴが選出された。

国内作家賞の伊奈は、日本の都市、環境、軍事、歴史といった主題を長年にわたり撮影してきた写真家。今回は、靖国神社を捉えた写真展「国の鎮め―ヤスクニ―」および写真集『ZONE』が受賞対象となった。伊奈は「第4回目の東川賞を受賞し、38年ぶりにここに立つ。写真はその時の最先端技術、文化精神が反映された時代の鏡だと思うので受賞したのはとても嬉しい」とコメント。

新人作家賞に選ばれた林は、紛争地や移民、国境をめぐる人々の記憶を継続的に取材してきたフォトジャーナリストだ。アフガニスタンの女性たちを記録した「In the Ashes, She Blooms — Portraits of Afghan Women」などの作品が評価された。「アフガニスタンと北朝鮮の女性を題材とした作品が評価され、彼女たちの写真を東川で展示できることに感謝している。女性たちの壮絶な人生を纏めるのは難しいが成し遂げたい」と林は話す。

海外作家賞を受賞したイヴァノヴは、写真や映像、ブックメイキングを横断しながら、光・音・イメージの関係性を探究するスウェーデンの作家。写真集『CIRCULAR WAIT + SATELLITE + SECOND NATURE』や『Shadow Works, Living the Dream』などの一連の実践が高く評価された。「写真は自分にとって世界とのつながりを保つもの。受賞作品は、一般社会の複雑さや不合理性を表現した。鑑賞者に考える余白をもたらすため、様々なレイヤーを設けてつくっている」とイヴァノヴ。

特別作家賞の中西は北海道の歴史・文化・自然を長期的に見つめた「北海道三部作」、飛彈野数右衛門賞の田川は長崎の海とそこに生きる人々の記憶をたどった写真集『見果てぬ海』が評価された。

同フェスティバルでは受賞者作品展に加え、東川町文化ギャラリーにて「写真インディペンデンス展/合評の集い」や町内各所で東川賞歴代受賞作家の屋外写真展、また郵便局やカフェなどでも写真展を実施。町巡りを楽しめる写真フェスティバルなので、この夏北海道に足を運んでみてはいかがか?避暑と写真鑑賞を楽しめるフェスティバルだ。

タイトル

第42回東川町国際写真フェスティバル

場所

第42回写真の町東川賞受賞作家作品展/東川町文化ギャラリー(北海道上川郡東川町東町1-19-8)
他、東川町各所

会期

2026年8月1日(土)〜8月31日(月)

URL

https://photo-town.jp/ 

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