19世紀半ばに中東やインド、中国などで撮影を行い、異国の風景や、インド大反乱、第二次アヘン戦争など戦場を記録する写真家として活躍したフェリーチェ・ベアトの写真展が、9月9日(土)から千葉・DIC川村記念美術館で開催される。
ベアトは1863年には画家ワーグマンを頼り日本に赴き、幕末から明治にかけて、横浜を拠点に、江戸や長崎など各地で風景や風俗を撮影した。
本展では、DIC川村記念美術館が所蔵する3冊のアルバムから写真約180点と、日本における草創期の洋画作品18点があわせて紹介される。西洋から日本に向けられた視線と、それを受けて日本で育まれた、芸術へと向かう視線を比較しながら、東西の文化の関わりを見つめなおす展覧会となりそうだ。
また会期中は講演会や落語などのイベントも開催。
タイトル | 「フェリーチェ・ベアトの写真 人物・風景と日本の洋画」 |
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会期 | 2017年9月9日(土)〜12月3日(日) |
会場 | DIC川村記念美術館(千葉県) |
時間 | 9:30〜17:00(入館は30分前まで) |
休館日 | 月曜(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火) |
入館料 | 【一般】1,300円【学生・65歳以上】1,100円【小中高】600円 |
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