秋山伸、石塚俊、荻野僚介、温田庭子、ケロクンプ&ルーマニャック、新津保建秀、山本悠、脇田あすかの9名の作家が参加する展覧会「9 Posters」が目白・TALION GALLERY にて4月4日(土)より開催される。
イラストレーターを名乗り、コンセプチュアルな活動で知られる山本悠の企画発案となる本展は 「ポスターのためのポスター」というテーマのもと、デザイナー、漫画家、画家、写真家、パフォーマンスアーティストまで、多様なジャンルの作家が参加する。
これまでポスターという形式は、定型の平面の中に情報をいかにデザインするかという明快な条件により、デザインの世界においてはひとつの主要な表現形式として確立されてきたが、 メディアの多様化とデジタル化が進んだ現代において、その重要性は失われれつつある。一方で、広告媒体としての存在意義を担うポスターは、表現である前に情報を効果的に伝えるという役割があり、瞬く間に消費されその姿を消してゆくという宿命をもった存在でもある。
本展は、ポスターがもつ物語や形式、そのものの特性や物質性に焦点を当て、これまで絵画が絵画について自問自答してきたように、さまざまな領域で活動する作家たちがポスターのためのポスターを発表する。
タイトル | 「9 Posters」 |
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会期 | 2020年4月4日(土)〜5月2日(日) |
会場 | TALION GALLERY(東京都) |
時間 | 11:00〜19:00 |
休廊日 | 月火曜、祝日 |
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