イギリス人写真家、メイジー・カズンズの初写真集『Rubbish, Dipping Sauce, Grass, Peonie, Bum』は、2015年から2019年の間に制作された代表作を集めた1冊であり、最も重要な3つのシリーズから抜粋された作品が収録されたことからこのタイトルがつけられた。
ギャラリーの一室の床を金色で覆いつくした個展「Grass Peonie Bum」(2018年、ロンドンのギャラリーTJ Boultingで開催)のインスタレーションから着想を得て、本書も金色のカバーで覆われている。作品は常に直感や本能のままに作られているが、カズンズは被写体を至近距離から撮影し、豊かな色彩とテクスチャーが織りなす生々しいイメージとして見せることで、鑑賞者と直接的なつながりを作り出している。作品のイメージそのままに感覚の爆発をフルカラーで表現した本書もまた、大きく光り輝く美しいオブジェとなっている。
ヨーロッパ写真美術館館長のサイモン・ベーカーが序文を寄稿。
タイトル | 『Rubbish, Dipping Sauce, Grass, Peonie, Bum』 |
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出版社 | |
出版年 | 2019年 |
価格 | 6,500円+tax |
仕様 | ハードカバー/330mm×220mm/52ページ |
URL | https://twelve-books.com/products/rubbish-dipping-sauce-grass-peonie-bum |
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