連続企画「QWERTY VISION」第6弾、生塩功「春を待つ」展が、5月17日(日)から千葉県・QWERTYで開催。本展はギャラリー近隣・駅利用者へ向けた、本ギャラリーの街頭ディスプレイを利用した展示(vimeoでも公開予定)。
“都会のような楽しみがあるわけでもなければ、田舎には田舎の良さがある、というほど田舎でもない。生活に困ることはないが、これといって何もない。同じような風景とどこにでもあるようなチェーン店ばかりの、退屈な町。東京から故郷の田舎町に U ターンした当初の、絶望的な退屈感は今も覚えている。けれどそれは、地元での生活に馴染むにつれて、不思議な居心地の良さを伴うものに変わってきた。毎朝家族と顔を合わせ、月に何度かはいつもの友人と夕食を囲む。これはこれで、悪くはないと思った。退屈な生活が、ひどく大事なものに思えてきた。”-作家ステートメント
なお本ギャラリーは、4月8日(水)から映像および変則的な展示形式で運営。外から見える位置にディスプレイを設置し、いろいろな作家の映像作品やスライド作品を週替わりで公開。生活のため、外出しなければいけない人達の張り詰めた気持ちを少しでも紛らわすことができたらと考えている。
タイトル | 「春を待つ」 |
---|---|
会期 | 2020年5月17日(日)~5月24日(日) |
会場 | QWERTY(千葉県) |
時間 | 10:00~20:00 |
URL |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。