藤村豪個展「誰かの主題歌を歌うときに」が白河・KANA KAWANISHI GALLERYで6月6日(土)より開催される。
藤村は「他者の経験を私たちはどのように理解するのか」、そしてその分有についてを確かに実感し得るものとして、主に写真や映像で提示する作品群を一貫して制作し続けてきた。
本展「誰かの主題歌を歌うときに」は、藤村が日常的に向かい合う出来事をモチーフに、写真、映像、そしてテキストを中心としたインスタレーションで構成される。届いたときにあらかた文字が消えていたポストカード、作家自身のそれとは異なる姿をした息子の左手、身近な自然現象についての探索、友人の離婚をめぐる対話。その起点をより私的なものとしながら、さまざまな出来事の理解のために試みた「手探りで無遠慮」な、そして「不自然な再演」についての記録の数々が紹介される。
また本展では、自動翻訳を介した深川雅文(キュレーター・クリティック)との往復書簡を、パフォーマンス作品として展覧会の会期中に完成させる。
タイトル | 「誰かの主題歌を歌うときに」 |
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会期 | 2020年6月6日(土)~ |
会場 | |
時間 | 13:00~19:00(最終日のみ〜18:00) |
休館日 | 日月曜、祝日 |
URL | http://www.kanakawanishi.com/exhibition-026-takeshi-fujimura |
2021年3月以前の価格表記は税抜き表示のものがあります。予めご了承ください。