「フォトブック・シンポジウム Vol.4」
アメリカの出版社・SESSION PRESSに迫る二日間

出版社やゲスト自らが「写真集」について語るプレゼンテーション形式のイベント「フォトブック・シンポジウム」が、CASE TOKYOで開催される。

本イベントは、2015年にイギリスの出版社「MACK」、2016年にはフランスの出版社「CHOSE COMMUNE」、そして昨年は写真評論家、写真史家、写真集コレクターの金子隆一を迎え、写真集の魅力をそれぞれの視点で考察してきた。

今回はニューヨークのブックショップ「Dashwood Books」に勤める傍ら、アメリカの出版社「SESSION PRESS」を主宰する須々田美和をゲストに、2日間限定のポップアップを開催。会場ではSESSION PRESSの一部刊行物に加え、須々田による推薦写真集10冊とその関連書籍、トーク登壇者の作品集を展示販売する。

また、9月2日（日）には「ニューヨークの写真シーンの最前線から考察・日本の写真の行方」と題し、須々田のレクチャーに加えゲストに写真家の川島小鳥、菅野恒平、エディター／THE TOKYO ART BOOK FAIRプロジェクトマネージャーの東直子を迎え、日本国内と国外での作家事情の違いやその進出方法について議論を交わすトークも行われる。＊トークイベントは満席